レトロ印刷をやってみた
当事務所の1周年パーティーに伴い
招待者へ送るお知らせツールとしてチラシと招待状を制作し
以前から使ってみたいと思っていた大阪の『レトロ印刷JAM』に印刷を発注してみました。
数年前に刷り上がりサンプルを取り寄せてはいたものの
なかなかこちらを利用できるような案件には巡り合えずにいたため
『こうなったら自主企画に便乗してやってしまおう!』と
ようやく実現にこぎつけた次第。
しかし、準備のタイミングで仕事が猛烈忙しくなってしまったため
デザインすら考えないうちに、招待者に発送するリミットをオーバー。
一瞬諦めかけたものの、このチャンスを逃せば次はいつになるかわからない。
「もうこの際当日渡そう」と開き直りパーティー5日前に再起動、ようやくデザインを開始。
どの大きさで発注すればコストが抑えられるかを検討した結果
A3の紙面にA4チラシと招待状(というかチケット)をトンボ付きのまま配置し
「自分で裁ち落とすのでこのまま印刷してください」と発注したのが3日前。
翌日印刷が終わり発送してもらい、パーティー前日にギリギリセーフの納品となりました。
さてどんな仕上がりかと開封してみると
これがまた良い意味で予想を超える版ズレ具合(笑)
印刷時の見当合わせなど知ったことかと言わんばかりのロックな仕上がりです。
トンボを付けておいたおかげでズレ具合がよく分かります。↓
印刷部分に生じるかすれ具合が手作り感や温かみを増大!
クラフト系イベントのチラシやポストカードなど、使い方によってはすごくいいかもしれない。
2色や3色印刷に馴れたデザイナーなら同じ感覚で入稿データを作れると思います。
ただ、こちらにデータ入稿する際には
『各版ごとに色をスミ(K)に』して、さらに『別ファイル保存』しなければならずそこがちょっと不安。
また、ヌキにしたい部分には白いオブジェクトが必要に場面もあるので要注意。
気をつけないと思わぬ結果になるかもしれません。
次は何か仕事でやってみたい。