銀座を歩く

9/30 土曜日

まずはギンザ・グラフィック・ギャラリーで開催されている
「組版造型 白井敬尚」へ。

正直申し上げて、お名前を存じ上げておりませんでしたが
雑誌「アイデア」や「ペンギンブックスのデザイン」等を手掛けていらした方でした。
氏の手掛けられた書籍や雑誌を中心とした展覧会で
どのデザインも非常に繊細で大変美しい仕上りとなっています。

興味のある方は是非実物を見に行きましょう。(これは大切)


組版とかタイポグラフィって、デザインに興味のない方にはどう見えるんだろう?
「大小の文字がきっちり並んでる」くらいの感覚なんだろうか???
自分なら名作ポスターを眺めて一晩中飲めるんだけどなぁ。

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続いてはキャノンギャラリーに移動。
昔からお世話になっている写真家 鈴木一雄さんによる
ネイティブ・アメリカンの人々を撮影した個展
「Face to Face」を訪問

スタジオにお邪魔した際に色々なご苦労や裏話をお聴きしていたこともあり
こうしてギャラリーに並んでいるのを見ると
なにかこう…自分のことのように嬉しくなってきます(笑)

今回はテストを重ねた結果マット紙でプリントしたとのこと。
被写体の目に宿る力強さに圧倒されます。
また、個々で見ていた写真とギャラリーで並ぶ写真とでは
受ける印象も意味も変わってくるものです。
個々の背景にあるストーリーと
ネイティブ・アメリカンを語る展覧会としてのストーリー
その両方を楽しめる内容でした。

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最後は伊東屋に寄ったあと事務所に行ってまた仕事(笑)